当社がこれまで維持保全、再活用を進めてまいりました、旧酒蔵跡(まちや倶楽部・近江八幡市仲屋町中)の建物群9棟が、国文化庁より、かつて近江八幡市にあった酒蔵の建物群が一連で残り、旧市街地の町並みを形成する重要な建造物であり、国土の歴史的景観に寄与しているものとして、2022年2月17日付で、国登録有形文化財に登録されました。
この旧酒蔵跡には、住居部分であった主屋のほか、酒造りの洗米から搾りの一連の行程に用いられた酒蔵群が往時の面影を残したまま残っています。
当社では、これらの地域の象徴とも言える歴史的、文化的景観を将来にわたって維持保全するとともに、これらを地域の資源ととらえて、宿泊サービスや店舗スペース等の現代の新しい用途に再活用することで、歴史的な建物等の維持保全と活用による付加価値向上との好循環を形成し地域の賑わいづくりにつながることを願って活動しています。